留め書き 〈001〉 ~時間に色・価値を与える


Tome01 

   時間は万人に平等に流れるが、
   各人の中で流れる時間には、
   各人各様の色が着き、価値が与えられる。

     …だから人は生きた長さではなく、
      (長かろうが短かかろうが)
     自分の時間にどんな色を着け、
     どんな価値を与えていくのかが問われる。

     誰から問われるかといえば、
     それは---この世を去る間際の自分。

                                    (2010年元旦に)


1月の富士 
(西伊豆・淡島にて)