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2012年11月10日 (土)

足下の落ち葉 朽ちゆく美


Ochiba


紅葉を愛でるのに、名勝地に出かけていって展望台からわーっと眺める。

それもいいけれど、私は、いつも足下の葉っぱをみる。

マクロで観る大味な観賞とは違い、そこには個々の葉の朽ちゆく美がある。
とても繊細な色加減があり、いつも押し葉にしてこの色を永久に保存したいと思うのだが、
半年もすると脱色してしまい、そのときの色はそのときでしか味わうことができない。

カサカサという落ち葉を踏みしめる音も耳心地がよい。
近所の雑木林の散歩が楽しくなる季節到来。




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