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2008年3月 9日 (日)

「働くこと・職・仕事」を思索する日本一のブログをつくる!

2008年3月9日、このブログを開設します。

そして、このブログの目標は、表題に記したとおり

「働くこと・職・仕事」を思索する日本一のブログをつくる!ことです。

大胆不敵にもそう宣言してしまうのは、

このブログを単なる自己満足的な吐露に終わらせず、

ご縁あって読んでいただくみなさんと、

真摯に「働くこと」の本質を思索し合いたいという思いからです。

現在のビジネス社会においては、その変化という激流のなかで、

「働くこと」に流されることはあっても、

「働くこと」を留まって考えることがない。

そんな社会、時代だからこそ、

「働くこと」をまっとうに、きちんと考えられる思索的な情報発信点があってもいいはずだ

----それが私の起点です。

さて、

私は現在、企業や団体の従業員・職員を対象に、

キャリア教育研修を行なうことを生業としている人財育成コンサルタントです。

「働くこととは何か?」

「仕事を成すとはどういうことか?」

「目の前の職・キャリアを拓くためにはどうすればよいか?」

「“生きること”の中の“働くこと”の意味は?」など、

つまり、

よりよく働き、よりよく生きるための

働き方、働き様、働き観を醸成する教育プログラムを開発し、実施しています。

私が一職業人として、また同時に、一生活人として、

日々の営みの中で浮いては消え、浮いては消えていく「働くこと」をめぐる思索観点を

いくつかのカテゴリーに分けて、書き記していきたいと思います。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

ブログ開設時点でのカテゴリーは次のようなものです。

(順次改変の可能性があります)

1)仕事/キャリア

仕事の本質論や、キャリアを拓くための意識の持ち様をめぐる観点を

包括的に取り上げていきます。

2)知識/能力

「仕事・キャリアづくりにおける能力とは何か?」を改めて見つめなおします。

3)働くマインド/観

働く上での、意識、観、心持ち、哲学、思想といったものを考えていきます。

4)組織と個人・人とのつながり

働く個人と組織との関係性、あるいは他者との関係性を取り扱います。

5)仕事の幸福論

「幸せの仕事」「幸せのキャリア」って何だろう? そしてまた、

幸せに働き続けるためにどうすればいいのだろう?を考えたいと思います。

6)人財育成ビジネスへの観点

これは人事・人財育成関連に携わるプロの方々への私からの投げかけです。

企業の研修の場で起こっていること、

あるいは人財育成ビジネスでの今日的な論点を取り上げます。

7)私の『ハイブリッド・ライフ』 ~遊ぶように働く

私、村山個人が目指す「都会と田舎の2拠点暮らし=複棲人生」の実践記です。

私なりのワークスタイル・ライフスタイル論をつらつらと書き記すものです。

8)知の滋養(読書案内)

日々の読書の中で、自身への血肉となった名著・秀作本の紹介です。

9)雑信

カテゴリーの枠に入らないもろもろの発信を寄せます。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

のブログをはじめるにあたって、私が思い出すのは、

吉田兼好の『徒然草』の冒頭の一節です。

  つれづれなるまゝに、日くらし、硯にむかひて、

  心に移りゆくよしなし事を、

  そこはかとなく書きつくれば、

  あやしうこそものぐるほしけれ。

 

『徒然草』というと、誰もが中学・高校で一度は習ったことのある随筆ですが、

たいていの人にとって、この随筆は、

どことなくのんびりとした人生訓話集のイメージが付きまといます。

確かに兼好法師の記す寓話はどれも牧歌的な印象です。

しかし、いま、この歳になって改めて読み直してみると、

実に奥深く鋭い思想哲学書であることが分かります。

表面的なのんびりさ加減とは裏腹に、

ひとり兼好法師だけは、

“ものぐるほしい”(物狂おしい)ほどに、透明に鋭利に、人間社会がみえていた。

「働くこと・職・仕事」をめぐる思索において、

私も『徒然草』を理想のモデルとして、

さまざまに、“ものぐるほしく”書き起こしていきたいと思っています。

また、本ブログに対してのご意見・ご感想がありましたら、何なりとお寄せください。

【メール投函アドレス】

post@careerportrait.jp

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