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2008年3月13日 (木)

人生が“もったいない!”

英語で「あなたの職業は何ですか?」というとき、

What is your occupation?」などと表現する。

occupation”・・・そう、つまり、

私たちの人生を「占有するもの」が職業というわけです。

一般的に私たちは20歳前後で就職し、

その後、約30年間以上にわたって働き、生計を立てていくことになります。

統計では、私たちは平均で1日8時間、年間では1,840時間を労働に使っています。

これに職場までの通勤時間やオフィスでの昼食時間を加えると、

平日、私たちが起きている時間の約6割から7割は

仕事に「占有」されていることになります。

これに30年超という期間を乗じると、

私たちは生涯で実に膨大な時間を仕事に捧げています。

時間だけではありません、空間も同じです。

平日に過ごすその多くの自分の居場所は職場、

そして通勤移動の乗り物が占有しています。

加えて、人間関係もそうです。

いつも隣の席にいて、業務やプロジェクトを一緒にやっている職場の上司や仲間。

彼らと接している時間は、自分の家族と一緒にいる時間より多いのです。

そして何よりも私たちの頭の中は常に仕事のことでいっぱいです。

休日であっても、食事をしている最中も、旅行中も、デート中も、

仕事のことが頭をよぎります。

仕事がうまくいっていれば家族や恋人と過ごす時間も楽しくなりますし、

仕事の状況がかんばしくなかったり、上司から叱られたりすれば

食事もおいしくありません。

そう考えると、現代人にとって、職・仕事は、

物理的な時間、空間的に過ごす場所、そして心理的な気持ち空間の

「最大級の占有者」なのです。

したがって、その人生における最大級の占有者をないがしろにはできません。

職・仕事をないがしろにすることは、

自分の貴重な人生をないがしろにすることに等しいからです。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

「仕事は仕事。私生活は私生活」と割り切った考え方もありますが、

私は、そうしたとらえ方には、未だにどこかしら与することができないでいます。

そこには、仕事をなにか“忌むべき苦役”のようにとらえる姿があるからです。

「人はパンのみに生くるにあらず」とは、古くからある言葉ですが、

もし、目の前の職・仕事が、本当に生きる糧を得るためだけの労役だとしたら、

本当に残念なことです。人生がもったいない!

なぜなら、職・仕事は

・生活の糧を稼ぐ「収入機会」であるばかりでなく、

・自分の可能性を開いてくれる「成長機会」であり、

・何かを成し遂げることによって味わう「感動機会」であり、

・さまざまな人と出会える「触発機会」であり、

・学校では教われないことを身につける「学習機会」であり、

・あわよくば一攫千金を手にすることもある「財成機会」だからです。

職・仕事をこれらの機会として活かさずして、

30年以上も漫然と労役として、職・仕事に自分の人生を占有され続けるとしたら

本当に人生がもったいない!

私は、生活(ライフ)と仕事(ワーク)が分離するのではなくて、

互いに刺激し合い、融和し合うことが理想だと思っています。

そして現実、それは誰しも可能なことだと思っています。

仕事が楽しいから、生活も楽しくなる。

生活の中で得たヒントを、よりよく働くためのヒントにできる。

もし、「仕事はつらくてたまらないが、

その分のうさばらしを生活面でやっているからいいや」という人や、

「生活は退屈でたまらないが、

仕事は面白くてたまらない」という人がいるとすれば、

それは、やはり、生きることを半分しか生きていない人かもしれません

仕事と生活を相互に融和できるかできないかは、

まったくもって、個々の私たちの心持ちひとつで決まります。

その心持ちについてどうすべきか、このブログでおおいに向き合って

思索を深めていきたいと思っています。

最後に図をひとつ。

これをいまお読みになっているみなさんにとって、

仕事と生活はどのような関係になっているでしょうか・・・?

Ctg01001  

 

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