c)留め書き 〈A Drop of Thought〉 Feed

2010年3月11日 (木)

留め書き 〈006〉 ~身体・思考・生きる力

Tome006 

        あなたの身体は
        これまで摂取した食べ物によってつくられる。

        あなたの思考は
        これまで読んだもの・見たものによってつくられる。

        あなたの生きる力は
        その先に抱く希望から湧きだしてくる。


現在の自分は、過去からの習慣によって形成されている。
そして現在を生きる力は、未来からもらうことができる。

よいもの(豪華なグルメ料理ということでなく)を食べよう。
よい読書をしよう。 よい見聞をしよう。
よい希望(目的、夢、志、意味、やりがい)を抱こう。
そしてぐっすり眠る。

泰然自若の生き方とはそういうことだ。


2010年3月 5日 (金)

留め書き〈005〉 ~天職について

Makabe01 


Tome005 
 
    人はほんとうに「よい仕事」をやりきったとき、
    自然と何か哲学的・宗教的な経験をしてしまうものである。

    「天職」とは、“天から授けられる仕事”ということのほかに
    “天とつながることのできた仕事”という解釈もできる。

    「天職」とは、具体的な職業・職種を言うのではない。
    「ああ、この仕事でほんとうによかったな」と心底思えたときが
    天職を得たときである。天職とはひとつの「境地」である。


 世の中にはまさに天から授かったような仕事を嬉々としてやっている人がいます。
 私たちはそうした天職を得た人を半ばうらやましげに見つめます。
 そこには、天職はある意味、運命的・受動的な授かりものという認識があるからでしょう。

 しかし私は、天職をもっと主体的・能動的なものとして考えたい。

 ほんとうに苦労をして、失敗をして、人から軽んじられたり無視されたり、
 でも、その分野の高みや深みを真剣に追究して仕事をやりきったとき
 (そして人から「ありがとう」とでも言われればなおさら)
 人は何か “大いなるもの” とつながる感覚を得ます。

 私はそうした感覚が得られた仕事であれば、
 それを大いに「天職」と呼ぼうではないか、という考えです。

 天職はどこからか降ってくるものではなく、
 意志(想いとか執念とか、そんなようなもの)を持ってじっとその道を継続していけば、
 おのずとつかめるものだと思っています。


 

「茶処 真壁ちなー」(沖縄本島・糸満市)にて
Makabe02 
Makabe03 


 

2010年3月 3日 (水)

留め書き 〈004〉 ~夢・志の定義

Hakoniwa 
沖縄本島・本部町にある「cafe ハコニワ」にて。
平日の午後3時、同じ太陽が照っている地表面なのに、
東京都心の喧騒と、ここのおっとりした静けさと、この違いがなんとも妙な感じで。



Tome004 
  
     夢とは「胸躍らせる楽しい覚悟」。
     しかしこのときの“楽しい”は
     必ずしも“楽(ラク)”を意味しない。

       夢の定義は人それぞれだろうと思うが、私の定義はこうだ。
       ちなみに、志を定義するとすれば、
       ---「志とは、肚の底から湧き上がるやむにやまれぬ覚悟」。

       夢も志も「覚悟」だと思う。

       人の生き方で何が美しいかと問われれば、
       「覚悟ある生き方だ」と私は答えたい。

       覚悟を貫き、覚悟を成就することは、決して「楽(ラク)」ではない。
       むしろ苦難や忍耐続きだ。
       でも、「楽しい」。

       そのとき肚の奥底で感じられる楽しいは、
       使命感とかやりがいとか、泰然自若といった類のものだ。
       それが人を美しくするのだと思う。



 

2010年2月 3日 (水)

留め書き 〈003〉 ~時間を何に変えて売るか

Tome003

時間を労役に変えて売る人。
時間を創造物に変えて売る人。


  …「人は何かしらのものを売って生きている」。

  そんな現実の中で、
  たぶん2通りの「売る人」があるんだろうと思う。

  1日:24時間、
  1年:87,600時間、
  30年:262,800時間、
  60年:525,600時間……

  そんな大切な時間資源を
  労役に変えて生きていかざるをえないのか、
  創造物に変えて嬉々として生きていくのか、
  その差は、とても、とても大きい。

2010年1月19日 (火)

留め書き〈002〉 ~溢れるものを表現したい

Tome002 

    溢れるものを書かずにはおられない欲求。
    溢れるものを書ききれない技の不足。
    その欲求と不足の間を埋めようと行き来する過程で
    溢れるものの色・形がみえてくる。

      …これは私が初めて小説執筆に挑戦したときに感じたことです。


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